脱力自力

ギークハウスやりはじめてから、人生ちゃんと生きれるようになった気がする。

タイあたりで外こもりしたい

バックパッカーのようにいろんな国を旅したりしてきたわけではないけれど、東南アジアの国のゆるい雰囲気にあこがれを感じている。

 

ここ何年かの私の中のキーワードは”ゆるさ”だ。

 

私自身が、一緒に誰かとずっと一緒に行動するとかしんどくてできない人間で、飲み会は出だしは頑張るが途中で失速して、口数は半減し、2時間もたてば帰りたいモード全開だ。もっと入退場自由な飲み会とかあったらよいのになと思っている。

 

海外旅行デビューが29歳で、もちろん留学なんてしたことがない。海外旅行に行く前から、バックパッカーにあこがれていた。

 

東京で暮らしていた時、ひとりで暇をしていて聞いていたラジオが、バックパッカーポッドキャストだった。

 

ウィーリーのバックパッカーラジオ~世界一周アワー~ | 世界2周目の旅の様子をお届けします

 

バックパッカーの人の何かに共感していたんだろうか。でも、話を聞いているとなぜか心が楽になる感じがしていた。自分が心地よいと感じる空気感があった。

 

そんな、ゆるく自分が心地よい環境を作りたくてシェアハウス生活などをしてゆるい生活をしていた。

 

日本でゆるく生きていくのもよいけれど、日本の問題点は、四季があって冬が寒いこと。私は暖かい方が好きで、冬の間は寒くてやる気がなくなる。ただでさえやる気はあまりないのに、寒かったら体が委縮してとてもしんどい。

 

東南アジアに旅行に行ったときに感じる、ゆるくて気候が温暖でここち良い感覚がやっぱり忘れられない。 ビーチで飲むラガービールがほんとに最高。

  

気候とかご飯とか物価のことを考えるとタイが自分には合っている気がして仕方がない。ほんとに移住を考えていて、調べていると”外こもり”という言葉にでくわした。

 

外こもりとはアルバイトなど日本で短期間集中的に稼いだ金を持って物価の安い国に行き、そこで長期滞在して生活することをいう。

タイのゆるい雰囲気を感じたくて、youtubeでタイの動画とかをよく見ている。そんな中この動画に出くわした。タイで外こもりしている人のドキュメンタリー。

 


ふくちゃん「ちゃんと生きたい!!」 in タイ (バンコク・カオサン)

  

ふくちゃんみたいな状態ではないけれど、自分も日本に居場所を見つけられなくて、希望の場所としてタイを理想化しているんだろうなと思う。

 

今は海外に行きやすくなった。LCCもあるし泊まるところもインターネットがあれば予約できる。タイなんて簡単に行けてしまう。だからと言って移住してしまえば良いかというと私は全然そうだとは思わない。私にとってはすごくやばいことだと思う。

 

それは、ふわふわとしていた20代を繰り返すことになるだけだと思うからだ。

 

日本に居場所を見つけられずに海外に行って、幸運にも居場所を見つけられる人がいるのも事実だと思う。でも、ほとんどの人は海外に結局何も見つけられないまま、年を重ねてしまう。自分探しをしても、外にはなにも見つけられないのが現実。ふくちゃんの動画の関連動画でそのような内容の動画もアップされていた。

 


中国への移住を決めた日本の若者達

 

私の場合特に居場所を見つける・作る能力を身に着ける努力はしなきゃいけない。その努力を怠って、ふらふらとしていたらやっぱり何も変わらないと思う。最低限の努力。

 

 

だから私はまだ日本で頑張っていこうと思う。